A world trip
青春を世界旅行にかけて
自転車とヒッチハイク、そしてオートバイで旅した
インド、中近東、アフリカ、中南米、ヨーロッパの国々。
次の旅行資金を稼ぐために、アルバイトですごした北アメリカとドイツ。
自転車をもって日本を出たのは19才のときでした。
通り過ぎた名も無い町や村と、そこで出合った心優しき人々とのふれあいは、
今、色あせることのない、大切な思い出になりました。
遙かなる大地と忘れえぬ人々。 先の見えた中年サラリーマンが、抑えきれずに吐露する
過ぎし日の夢と熱き青春。世界旅行にかけた6年間の軌跡です。
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・ペリカントラベルネットオーストリア
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当時、1ドルが360円、インドまでの片道航空運賃が、
一般サラリーマンの初任給の4ヶ月分ほどもしました。
普通の若者が、間単に海外を旅行をして帰ってこれる状況ではありません。
また、まだガイドブックなども整備されておらず、
アフリカなどはほとんど情報がありませんでした。
それだけに、より好奇心をかきたてられたのかも知れません。
そして、私も含めて大勢の若者たちが、いきおい片道切符で出かけていきました。
彼らの多くは、時に将来に不安を感じながらも、そこに日常の中では得られない
新鮮なロマンと旅情を感じたことでしょう。
これはだいぶ昔のお話ですが、旅の本質は今でも変わらないと思います。
好奇心旺盛なあなたに、少しでも参考になればうれしいです。
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アフリカ編
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・・最初は、エジプトのアレキサンドリアからスーダンを経て、エチオピアのアディスアベバまで東アフリカを旅しました。
そして2度目は、西アフリカのセネガルはダカールから始め、中央アフリカを経てザンビアまで南下しました。その後ケニア経由でサハラを越えてアルジェまでの旅でした。
それぞれ自転車で踏破するのが目的でしたが、行ってみて分かった政情不安や大干ばつ、またマラリアで身体を壊したことなどから、それが非常に困難な土地でした。
・更に、そんな外的条件にも増して厳しい懐具合をもって、現地の人々に助けられながら旅した通算1年半ほどの記録です。
この機に、アフリカへのあなたの意識が少しでも高まれば、また親近感が増しましたらとてもうれしく思います。
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南アメリカ編
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・ジャマイカの首都キングストンでカリブ海の美しさに感激した日から中南米旅行が始まりました。
カラカスから南米最南端のプンタアレナスまで、幾たびか大きな峠をこえて、あるいは砂漠を越えて、自転車で旅した17ヶ月間の記録です。
・変化に富んだ美しく雄大な自然をの中に、小さくもチャーミングなスペイン風の町や村が点在しています。
何よりも、人懐っこい人々との触れ合いは、一人旅には何よりの慰めでした。
しかしながらそこでの体験はあまりに美しく甘く、南米を離れることは恋人と分かれるように辛いものがありました。
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ヨーロッパ編
ドイツの12ヶ月
アルザスの12ヶ月
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・次の旅行の資金稼ぎのため、ドイツで2度バイトしました。
ハンブルグで半年あまり、また2度目のアフリカ旅行を終えた後に、シュタットガルトで、4ヶ月ほど次の旅行のための資金稼ぎをしております。
ハンブルグ港での沖なか士や路上での針金細工売り、レストランでの皿洗いなどが主な仕事でした。
・アウトロー的な仕事ではあってもそこは異国。毎日がとても新鮮で、移動し続ける旅行中ではできない心に残る体験がありました。
それから何十年も過ぎた今、それらは皆とても懐かしく忘れられない町になりました。
・その後大分経ってから、仕事でフランスに赴任する機会がありました。
そこはアルザス地方の田舎。広いブドウ畑の中に、おとぎの国のような可愛らしいたたずまいがありました。
そして、爽やかな風の中で、美しい人々が暮らしていました。
コルマールという町で家族と一緒に暮らした12ヶ月をお伝えしようと思います。
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北アメリカ編
モントリオール
ニューヨーク
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・カナダのモントリオールでは4ヶ月間、レストランを営む中華系移民の家族と暮らしました。
冬から夏にかけてのマウントロイヤルの変化とともに、彼らと過ごした日々もまた忘れられないものとなりました。
・その後南米旅行のあと、ニューヨークで半年ほどバイトしました。
入国管理局による不法就労の取り締まりにおびえながらの日々でしたが、快適な大都会暮らしをそれなりにエンジョイできました。
バイト先は、ツインタワー(9・11テロで崩壊)のすぐ足元でした。仕事帰りに何度か上がったその屋上で、マンハッタンやハドソン川の眺めにしばし我を忘れたものです。
・仕事を探し回った吹雪の摩天楼、緑あふれる初夏のセントラルパーク、自動車の運転教習で走った夜のフリーウェイや光のブロードウェイ。
今その何もかもが無性に懐かしく、ニューヨ−クも忘れられない街のひとつになりました。
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インド中・近東編
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・バングラデシュ独立の内戦のあおりを受けて、600万人の難民であふれた混沌のカルカッタ(現コルカタ)から、私の世界旅行が始まりました。
午前3時頃にホテルに着き、目が覚めたのは正午頃でした。ひどい暑さとけだるさを感じながら観音開きの玄関ドアを開けた私が見たものは、まさに別世界でした。
そこから、広大なインド大陸を経てパキスタンへ。そして風と砂塵が絶えず吹きすさぶ秋のアフガニスタン、イラン、イラクの中東の国々を西へ向かい、シリア砂漠の先にある青い地中海まで、6ヶ月をかけて自転車で踏破しました。
また、その4年後にはオートバイで再び中東・インドを訪れており、通算1年ほどをその地域で過ごしております。
・個人的な体験に基づいた主観的なものではありますが、深い歴史と文化そして貧困が混沌としたインドと、
厳しい自然と敬虔な人々が織り成すイスラムの荘厳な空気を、少しでもお伝えできればと思います。
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